勤務表を作成する際は、職員の予定や希望を聞いて、できる限りそれぞれの休みの希望がかなうよう最大限の配慮をしています。また当たり前のことですが、残業を少なくするため部署に関わらず協力して業務を行っています。これも従来型のメリットだと言えるでしょう。
仕事面においても、職員の向上心や目標を大切に考えています。たとえば、当施設において一定の経験を積んだ有望な職員には、公益財団法人が主催する民間社会福祉施設職員等海外研修・調査に参加できるよう施設として推薦しています。もちろん、その費用については施設が負担します。これまで、研修に4人が参加、他の海外研修に1人が参加しました。

インタビューの中でも繰り返し語られている通り、金沢美浜ホームの最大の特徴と言えるのが、職場の雰囲気の良さです。たくさんの入所者様や利用者様と密接に関わり合う場所であるホームの雰囲気というのは、本当に大切です。和気あいあいとした環境でこそ、心から安心して過ごすことができるというものですからね。
職員同士が仕事でもプライベートでも助け合う気持ちをもっていることに加えて、親睦を図るためのイベントも行っています。年に1回は食事会や小旅行を実施、加えて毎年末には忘年会を行うなど楽しめる場がたくさんあります。

美浜ホームで働く介護職の数は、常勤20人と非常勤（パート）5人。常勤のうち16人は、介護福祉士の資格を所持しています。ここで働きながら取得した人もたくさんいますので、資格取得をめざす人にはいろんなアドバイスができると思いますよ。
男女比率はちょうど半々です。小学生以下のお子さんがいるママさんも3人働いていて、うち1人が産休中です。結婚や出産、そして子育てもここではマイナスになることなんてありません。
看護職の数は、常勤3人非常勤２人です。全て女性です。
調理員の数は常勤5人非常勤2人です。男性1人、他女性です。

「金沢美浜ホームの顔」ともいえるのが、生活相談員。その主な役割は、金沢美浜ホームのご入所者様や利用者様が安心して、穏やかに生活していただくための調整係です。ご利用者様やそのご家族様からのご相談に対応したり、関係機関と施設との連絡調整、時には介護の現場に立って直接ご利用者様の生活に関わったりもしています。
また、現場のスタッフがしっかりとご利用者様の生活を支えられるようバックアップをしています。いつもバタバタと走り回っていますが、彼女の周りには笑顔が絶えません。利用者様だけではなく、たくさんの職員からも頼られる存在です。